明けましておめでとうございます(昨年の活動より①)
2017年がスタートしました。
昨年は熊田ゼミの活動に様々なご協力をいただき、ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年の活動から、まだ紹介しきれていなかったものを投稿いたします。
まずは、11月25日~26日の2日間にわたって東神楽町ふれあい交流館にて行われた
子育て支援教育講演会の模様を。
今回は作業療法士の木村順先生を講師にお招きして実施されました。
「育てにくい子にはわけがある」などのご著書で有名な、療育のスペシャリストです。
熊田ゼミの学生は、25日は講演会にいらっしゃる保護者の方々のために
託児ボランティアを行いました。
およそ2時間半にわたって、初めて出会う子どもたちと遊び続ける体験は
学生にとっては気力、体力が必要だったことと思いますが、
時間を忘れるくらい、みんな楽しく遊ぶことができました。
実習を乗り越えて、少しずつ子どもと遊ぶことに自信がついてきたゼミ生の成長を感じる時間でもありました。
26日は講演会に参加し、子どもの発達を丁寧に分析的に見るとはどういうことか、
特に感覚統合の視点から、勉強させていただきました。
厳しいお言葉の中にも、子どもや保護者、そして臨床への愛情が溢れるような
素敵な先生でした。
最後は木村先生と記念撮影。
これはおまけの画像です。
ゼミ生は参加しませんでしたが、26日の午後に特別支援の関係者が集まって
木村先生がスーパーバイザーになり、ケース検討会が行われました。
その時の板書の一部です。
現場に出ていないゼミ生にはまだ難しいかもしれませんが、
人間とかかわる仕事に就く以上は、ただ漫然と人間を見るだけではなく
深く分析的に観ることがどうしても必要です。
そしてノウハウを知ることだけでなく、自分の頭と体を使って考えること。
そのためには、人間の発達に関する学びが必要です。
新人でも、ベテランであっても、学び続ける姿勢を持ち続けること。
当たり前だけれど難しい、そんなことを木村先生が教えてくれたように思いました。
次回の投稿では、クリスマス会の模様をお伝えいたします。