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ニュース

【報告】2024年度教育実習報告会を実施しました。

2025年02月04日 火曜日 / カテゴリー ニュース, コミュニティ福祉学科, 経済学部

2025年1月25日(土)に2024年度教育実習報告会を実施しました。教育実習報告会の目的は(1)教育実習を終えた4年生及び科目等履修生が実習での学びをふりかえり、その学びを深め広げるとともに、教職に就く学生はその自覚と意識を高めることができる、(2)1〜3年生の教職履修者は、4年生及び科目等履修生の学びを聴き、先輩たちの実践的な学びを知るとともに、異学年や同学年とのつながりをつくることができる、の2点です。当日は11名が報告しました。また北海道旭川聾学校学校長の菅野弘尊様、北海道教育大学附属旭川小学校教諭の小原広士様、ふくふく家族の会代表の福屋聖恵様、旭川市立永山東小学校PT A会長の松本浩司様、旭川市立明星中学校教諭の夏井一哉様、木村唯菜様もご多忙の中をご出席してくださいました。また今年度は北海道教育大学旭川校の大学院生と大学生も参加してくれました。

第一クールでは三木瑠奈実習生(旭川市立明星中学校)、菅生達志実習生(西興部村立西興部中学校)、佐々木真音実習生(旭川市立広陵中学校)、土川愛香実習生(稚内市立稚内東中学校)が発表しました。4名の発表はそれぞれ一歩踏みだす大切さやその際に抱く葛藤について報告してくれました。

第二クールでは岡沢萌実習生(旭川市立東明中学校)、菊池海斗実習生(北海道上川高等学校)、藤澤朋佳実習生(旭川市立東陽中学校)が発表しました。生徒たちのために自分自身と向き合う重要性について報告してくれました。

第三クールでは小嶌太斗実習生(旭川実業高等学校)、齊藤愛奈実習生(北海道剣淵高等学校)、南本翔斗実習生(北海道江別高等学校)、伊藤穣実習生(上川町立上川中学校)が発表してくれました。この4名は全員4月から教壇に立ちます。現職になるからこそのそれぞれの教育観や教師観、授業観に対する問い直しについて報告してくれました。

会場からは「お互いの発表を聞いて、教員になる、ならないに関わらず、教育実習の経験をどのようにそれぞれの生き方に活かしていくのか」「個別最適な学びと協働をどのようにバランスを取っていくのか」「4月に教員になる先輩たちは、それぞれ何を意識して準備していくのか」といった質問もありました。なかなか難しい質問であるため、「もちろん「綺麗な回答」はありません。実習生たちはそれでも精一杯答えてくれました。そして時折悩みや葛藤を見せながらも、質問に対して今後も誠実に向かい合っていくという意思表明をしていました。」

杉山由奈(経済学部3年)は、教職課程の授業で「誰もが取り残されない教室」という言葉が出てきますが、そのために自分が教師として何ができるのかということが最も大事なことだと思いました。金本歩望(同3年)は、自分に向き合うことによって一つひとつの教育実践に対する意識が変わると感じました。とにかく学びや気づきが多い「濃い」6時間でした。教育実習まで、それぞれ3か月から6か月あります。私たちはより良い教育実習を行えるために日々自分自身と向き合い、実習期間で自分が何ができるか探究していきます。

最後になりましたが教育実習を受け入れてくださった実習校の教職員の皆様に厚く御礼を申し上げます。また足元が悪いにも関わらず本学にいらした来賓及び卒業生の皆様に厚く御礼を申し上げます。皆様のお言葉で、実習生のみならず下級生の私たちも勇気付けられました。

(文責 金本歩望、杉山由奈)

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