【活動報告】2024年7月16日に上川町上川中学校地域学習(総合的な学習の時間)に参加しました(その4)
第4回目は7月16日(火)に行われました。生徒たちの調べ学習の発表リハーサルの日でした。学生はそれぞれのグループの発表を聞いてアドバイスをしました。学生たちの「声もハキハキして前を向いていてすごくいい。もう少し抑揚があると楽しさが伝わる」「ここの文字はこうした方が見やすいかも」といったアドバイスに対して、生徒も受け止めて「こういう感じ?」と返してきたり、「発表をより良くしたい」という雰囲気がありました。グループそれぞれに良さがありました。クイズ形式にして参観者にも考えてもらう場面を作っていたり、漫才風の掛け合いがあったりと、生徒たちならではのたくさんの工夫がありました。当日は準備の成果を存分に発揮してもらいたいと思いました。大学での講義のために、発表本番に参加できないのが残念です。
最初は緊張していた大学生たちも少しずつリラックスしてきた様子でした。積極的に生徒に話しかけていました。最後には自然に話し合いが成立していました。協働的に素晴らしいプレゼンテーションを作ることができたと思います。お互いに学びあっていました。生徒だけでなく学生も学びについて考えること、そして教育実践をして感じるということができたと私は考えています。
自分の住んでいる地域について考える経験は、とても重要なことです。今回の地域探究学習で上川町の今まで知らなかった一面を見ることができた生徒もいるのではないでしょうか。知るだけでなく、知ったことを「我がこと」として捉えてほしいと思います。
(文責 齋藤ゼミナール3年 北川愛花里)