「楽しい学校!元気な学校!ダイアログ・カフェ」への参加について(教職課程)
11月6日(日)に「楽しい学校!元気な学校!ダイアログ・カフェ」に教職実践演習履修者5名および齋藤ゼミの2年生1名の計6名で参加した。横浜市立永田台小学校の住田昌治校長先生をゲストに迎え、苫小牧駒澤大学、藤女子大学、酪農学園大学の学生たちと「楽しい学校」について札幌駅北口近くにあるカフェで議論してきた。
今回印象に残ったのは,何よりも「枠に囚われない」という言葉だった。永田台小学校の実践はどれも私が思い描いていた小学校のイメージとは違っていた。校長室には多くのボードと付箋,また教員だけでなく子ども達も自由に出入りしている。また学校経営においても一部の保護者だけでなく,多くの人たち ,さらには子ども達も一緒になって考えているなどものすごく画期的であった。社会においては必ず「枠」のようなもの が存在していてそれからはみ出すと何らかのデメリットを覚悟しなければならない。時にはその枠を当たり前,あるいは「当然良いもの」だと思って疑うことすらしない。中には違和感があったとしても,自分を押し殺してその「枠」に入り込んでいる人たちもいると感じている。
子ども達は無限の可能性をもっている。それを引き出すのは教師の役割だ。そのためには教師が授業や学級経営のスキルはもちろん,その可能性を十分に引き出すことの出来る環境づくりが大事である。そのためには一人ひとりが知恵を出し合い,子どもたちはもちろん教師も,保護者も,地域の人たちも「楽しめる学校」作りの実践をしていくことが必要だと思った。本当に有意義であっという間の3時間だった。
住田昌治校長先生、ソーシャルベンチャー「あんじょう家本舗」の松田剛史先生、ありがとうございました。(文責 経済学部経営経済学科4年 野島亮)※写真は掲載許可済みです。