北のアウトサイダー展見学(剣淵町絵本の館):展開ゼミナール
展開ゼミナールの活動報告です。
今回は剣淵町の絵本の館で開催されています「北のアウトサイダー展」を見学しました。
アウトサイダーとは、既成の枠組みからはずれて独自の思想をもって行動する人(広辞苑)という意味になりますが、
どの作品もとても素晴らしいものであり、作者のとても大きなエネルギーが感じられました。
南保 衣里
絵本の館に行くのは初めてだったので、とても楽しかった。
北のアウトサイダー展で展示されていたものはどれもインパクトがあり、すべてが印象に残った。
特に印象に残ったのは、毛糸で作られた動物たちだ。ナマケモノや象、うさぎなど、たくさんの作品があった。どれも使用している毛糸が異なり、目の部分がいちごであったり、ハリネズミのとげを爪楊枝で再現していたりと、一つひとつに工夫が施されていた。
もし買えるのであれば、ぜひ欲しいと思った。どの作品も、どういった経緯で作られたのか、どんな意味が込められているのかが気になった。
絵本の館には北のアウトサイダー展以外にも、あらゆる場所に作品が飾られており、見て回るのがとても楽しかった。
館の外にあるポストには絵本『もったいないばあさん』のデザインが施されていて、とても可愛かった。
髙谷 柚美香
北のアウトサイダー展を見学してさまざまな工夫がされていると感じた。
例えば色々な動物が毛糸で立体的に編まれていたり、絵ではなくチラシや写真の魚や切り身、車を切り取って貼られていたり、スケッチブックのような本に文字や写真がたくさん描かれていた。自分には無いアイディアがあり、刺激を受けた。
また、同じ場所で違う年代に描かれているものがあり、その絵は年を越すごとにだんだんと街の建物がなくなっていった。街が栄えて建物が増えていくのではなく、建物がだんだんと少子化や過疎化によって無くなっているという描写なのかと私は考えた。
また、さまざまな絵本が置いてあり自分が幼少期に読んでいた絵本や自分の時にはなかった絵本があり、懐かしい気持ちにもなった。
(絵本の館には子どもの遊び場もあります)
(素敵な絵本がたくさん)
(素敵な喫茶店もあります)
後期フィールドワークも今回で終了です。
現在はレポート作成を行い、報告会に備えています。
長濱展開ゼミナール