全学教育活動発表報告会2023に参加しました!(専門ゼミナール)
こんにちは
コミュニティ福祉学科3年の熊谷鈴夏です。
長濱専門ゼミナールの活動報告になります。
このたび、私たち長濱専門ゼミは3月6日に開催された全学教育活動発表報告会2023に参加し、
「知的障害者家族の思いと関係性を背景にした当事者支援の現状と課題」
と題して報告を行いました。
報告会に向けての準備や発表を通して、今年度一年間におけるゼミ活動、そこから得た学びを振り返ることができたとともに、
その学びをより深められた貴重な機会であったと感じています。
事前の役割分担では、プレゼン資料を作成する人と実際に発表する人に分かれ、私は発表する役割を担うことになりました。
どちらかというと本番に弱いタイプで緊張しいな部分があるため、少し心配もしていたのですが、
今回の発表では過度に緊張することなくスムーズに発表できたように思います。
こうした、人前で発表することに慣れるにはやはり経験が重要となり、今回の経験を経てまた一歩自分の成長につなげられたのではないかと感じました。
長濱専門ゼミとして活動してきたことを振り返ってみると実に様々なことを行ってきました。
報告した中でも触れていましたが、活動における大きな目的は、
「身体的・知的な部分で何かしらの障害を抱えている方である当事者とその環境に目を向け、その相互作用への分析と考察をし、よりよい世界を目指すために学習及び研究を行う」
ことです。
これまでのブログでも挙げているように、論文等の先行研究からの学習やインタビューを通しての分析、親がおかれている環境と抱える思いの抽出をしていきました。
そうしたプロセスを経て、在宅生活を送っている家族と障害者支援施設やグループホームを利用している家族の思いを質的に比較検証行いました。
次の段階としては、今回までの質的な部分でのデータをもとに当事者が在宅生活を送っている家族 *¹を対象に、
家族が抱える親亡き思いと自立した生活を送る上での課題点を量的 *²にアプローチしていきます。
そのため、現在はアンケート用紙の配布が終了し、今後回収したデータ整理をしていく段階です。
*¹ 旭川市内と鷹栖町で事業展開している生活介護や就労継続などの通所事業所7か所に通っている当事者のご家族
*² 200家庭ほどにアンケート配布
この一年を通して行ってきた活動をまた、次年度につなげていき、さらにこれからのゼミの後輩たちにつなげられるように、これからも精力的に取り組んでいきたいと思います。
もちろん、これまで通り都度ブログの更新も行っていきます。
興味を持ってみていただけると嬉しいです。
(2年生の展開ゼミとの合同の集合写真)
旭川市立大学
コミュニティ福祉学科3年
熊谷 鈴夏