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任 ゼミ

【任ゼミ_活動レポート】2024学外活動6

2024年11月13日 水曜日 / カテゴリー 任 ゼミ

「第7回全国手話言語市区長会手話劇祭」ボランティア参加報告②

 

9月28日(土)に旭川市公会堂で開催された「第7回全国手話言語市区長会手話劇祭」任ゼミ課外当日の活動報告です。任ゼミは、初めてボランティアスタッフとして参加させていただきました。全国規模の催しの運営や進行を間近で見ることができたことは、貴重な経験となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

(北海道新聞 9月30日掲載)

 

 

 

(班長(旭川市職員)から説明を受けています。当日の確認に真剣なゼミ生)

 

(舞台上には様々なバミリ(目印)があるため開演前に確認)

 

会場のスタッフは約60名、旭川市他全国から参集され、会場では視認性を高めるため、ビブスを着用しています。ビブスは3色あり、オレンジは専任通訳者(旭川市職員)、グリーンは手話を理解し会話できる人、ブルーはオレンジとグリーン以外の人に色分けされ、全ての参加者に向けスムーズな対応ができるように配置されていました。

 

(会場では入場の動線もわかれ、スムーズな迎え入れが行われ、全て徹底したマニュアルのもと進行・運営)

 

手話劇祭の進行は音声言語・手話言語、要約筆記が設置されています。バックステージでも、聞こえない来賓への手話通訳が行われていました。(手話通訳・要約筆記、いずれも認定資格者、筆談用ホワイトボードも各所に準備)

福岡ろう劇団博多による「オズの国へ」では、効果音等の文字情報の演出が劇と連動されていて、同タイミングで、同質の感動や感情を得る工夫が随所にみられました。

参加団体のなかには、旭川市立大学短期大学佐藤ゼミ手話歌サークル 「ド・レペ」のパフォーマンスがあり、先生のピアノ伴奏にのせて、美しい歌声と優雅な手話のハーモニーが響き、手話の花が会場に咲いていました。

 

手話ボランティア参加の感想

手話劇祭のボランティアに参加した事で、手話を日常的に使う方を間近で見て、手話の可能性を感じました。普段大学に行っていると、手話を使用することがないのですが、言葉を喋るように手話を使っている姿が、印象に残っています。(2年 尾崎)    

今回、手話劇祭のボランティアとして参加しました。初めてのボランティアということもあり不安に感じている部分もありましたが、最後まで楽しく参加させていただきました。このボランティアで得たイベントの経験を学びに繋げていきたいと思います。(2年 針木)

今回初めてのボランティア活動で、かつ手話劇祭のボランティアということで沢山の不安があったが、事前の説明会などをしっかりと聞いたおかげで、迷惑をかけることなく行動出来たと思う。また、活動の中で手話を使って会話をする方と接する機会が実際にあり、自分は手話をあまり理解出来ていなかったが、冷静に対応出来たところが、今回のボランティア活動での大きな収穫だったと思う。(2年 水嶋)

今回、手話劇祭の運営ボランティアとして、貴重な経験をすることができました。

当日は会場入口の案内等を行いましたが、聴覚に障がいを持つ方にとって視覚での情報は、とても重要になることを改めて感じる機会となりました。お客さんではなく、ボランティアスタッフとして参加することで、聴覚障がいの方が多く参加し、来場するイベントを運営する上で、どのような工夫がなされているかなど学びに繋がりました。(4年 小野)

人生初のボランティア活動であり、何もかもわからない状態からのスタートでしたが、全2回に及ぶ顔合わせや説明会、説明書を通して仕事を大まかに把握できました。事前準備の時間で詳細な仕事内容動き、スケジュールを説明され、手話劇祭が開始されました。

基本は舞台班だったので、舞台袖にいることが多く、横から舞台上を見ていた時間がほとんどでしたが、その時間にあまり聞いたことのなかったデフリンピックのことなどの様々な話を聞くことができました。手話劇も初めて見ることができ、楽しく終えることが出来ました。初めての経験だったので比較はできませんが、ボランティア活動としては良い経験になったと感じます。(4年 高森)

初めてのボランティア活動だったこともありはじめは何をしたら良いのかが分からなかったが、開演前の打ち合わせを入念に行うこと開演後の動きを考えることができたと思う。また、このようなイベントを開催するときには多くの人が関わっているということが今回実際にボランティアとして関わることで実感することができた。(4年 須藤)

最後に、この度のボランティアスタッフを行うにあたり、第7回全国手話言語市区長会手話劇祭実行委員会をはじめ、事務局である旭川市福祉保険部障害福祉課障害事業係のご理解・ご協力のおかげで実現しました。全国規模のイベントである手話劇祭の準備・打合せ~当日の開催までの一連に参加でき、事前準備やスタッフの連携や情報共有、タイムスケジュール管理など裏側を体験できたことは、課外活動ならではの学びとなりました。

ありがとうございました。

今後の地域共生社会への学びにつなげ、この経験を活かします。

(文責 3年 宮原)

 

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