パスワードのリセットをリクエストしますか?

五所ゼミ

文献抄読と討論をおこないました(五所ゼミ:2年)

2024年11月14日 木曜日 / カテゴリー 五所ゼミ

こんにちは!
五所ゼミナールです!!ホームページをご覧いただきありがとうございます。
今回は授業で行った文献抄読に関する討論についてまとめました。
これまでに以下の三つの報告を終えました。

〇笑いといじめ
わたしはJOKERを参考にして考えてみました
一つ目の討論のテーマとして、笑いといじめの線引きについて話し合いました。
意見としてはいじられている人に相談できる人がいるのか、その人との関係性がどれほど築かれているのか、その人へリスペクトを持って接しているのかというものが上がりました
二つ目の討論のテーマは、どのような人が誰をいじめるのかについて話し合いました。
意見としては誰でも起こりうるというのを前提として、孤立している人と弱い立場にある人がいじめる側にもいじめられる側にもなるというのが結論として出ました。
発表者 後藤 一真

○触法精神障害者について
2014年7月24日神奈川新聞『「また事件」入居や通称拒否相次ぐ』という記事から触法精神障害者について考えました。
「障害の程度によって刑事責任に問われないことに賛成か反対か」という問いに対し、賛成2名・反対4名で討論を行いました。賛成派では刑事責任よりも病気へ向き合うことが先、国の支援が足りていないことが原因であるため障害者も被害者といえるなどの意見が出ました。一方、反対派では被害者の立場だと障害の有無で刑事責任を変えることに納得いかないのではないか、障害があれば許されるという間違った認知が広まるのではないかという意見が出ました。また、触法精神障害者の方を支援する際には、本人への配慮や本人の自己分析を行い再発防止に務めること、まわりの人へ対する心のケアが必要などの留意点も挙げられました。
発表者 山田 葉月

○うつ病を抱える人との関わり方について
傳田健三作 『若者の「うつ」』という本を用いて、うつ病患者さんとの関わり方について考えました。
患者さんが対人関係で傷つく事を恐れて人と関わることを避け、孤立状態に陥ってしまう事例がありました。この場合に支援する者は人と関わることを目標とするよりも、本人のペースで徐々に信頼関係を築いていき、本人の安心できる居場所を得ることが大切ではないか、という結論に至りました。他にも支援する際の留意点なども話し合い議論を深めました。
発表者 伊藤 未来

互いの意見を聞き入れながら熱い議論を行い、それぞれが自分の考えを深める良い機会となりました。
今はまだ当事者の方との関わりが少ない私達ですが、ゼミでの活動を通して様々な人と関わり、どのような支援が適切なのかこれからも考え続けていきたいと思います。

次回の掲載もお待ちください
コミュニティ福祉学部 二年 伊藤未来 後藤一真


討論の様子です(※ちなみに僕は奥の金髪です)

TOP