感染症に対する予防対策
現在、旭川市内にてインフルエンザの感染が拡大しております。
また、本学の学生や教職員にもインフルエンザや新型コロナウイルスの感染が増えています。
年末年始の休みが始まり、市外や道外に出る機会や大勢の人と交流する機会も増えます。感染対策を行い、予防していきましょう。
1.インフルエンザの症状
潜伏期間は約1~3日間で、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などの症状が比較的急速に現れるのが特徴です。
併せて普通の風邪と同じように、 のどの痛み、鼻汁、せき等の症状も見られます。
子どもではまれに脳症を、高齢者や免疫力の低下している方は、肺炎を伴うなど、重症になることがあります。
2.新型コロナウイルスの症状
潜伏期間は2~3日、7日間以内には発症しやすいといわれています。(オミクロン株の場合)
発熱、咳、頭痛、倦怠感など風邪の症状に似ています。咽頭痛や下痢が出現することもあります。
妊婦や高齢者、基礎疾患(高血圧、心不全、呼吸器疾患等)の、免疫力の低下している方等は重症化するリスクが高いといわれています。
3.インフルエンザ、新型コロナウイルスの予防方法
(1) こまめな手洗いを心がけましょう。アルコールを含んだ消毒液で手指消毒するのも効果的です。
(2) 加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保ち、空気の乾燥を防ぎましょう。
(3) 栄養と睡眠を十分にとり、抵抗力を高めましょう。
(4) 室内では、1時間に1回程度、短時間でも部屋の換気をしましょう。
(5) 予防接種は発症する可能性を減らし、発症した場合には重症になるのを防ぎます。 ワクチンの効果が持続する期間は、一般的には5か月ほどです。
4. インフルエンザ、新型コロナウイルスにかかってしまった場合
他の人にうつさないことが大切です。同居している方、特に重症になりやすいお年寄りなどには注意が必要です。
(1) インフルエンザの場合は発症前日から発症後3~7日間、新型コロナウイルスの場合は発症2日前から発症後7~10日程度は、
鼻やのどからウイルスを排出するといわれているため、外出を控える必要があります。
(2) せきやくしゃみ等の症状のあるときは、不織布製マスクを着用し、咳エチケットを徹底しましょう。また、こまめに手を洗いましょう。
(3) 安静にして休養をとり、水分を十分に補給しましょう。
インフルエンザの場合、発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまでを出席停止期間としています。(学校保健法第19条)
新型コロナウイルスの場合、発症日を0日目として5日間、かつ症状軽快から24時間経過するまでは外出を控えるよう推奨しています。(北海道庁ホームページより)
感染が分かりましたら、下記のフォームよりお知らせください。
インフルエンザ、新型コロナウイルスに感染し授業等を欠席した場合は、公欠とはなりません。
尚、上記感染症から回復し、登学した際には速やかに「講義欠席理由書」を教務課に提出してください。
*インフルエンザ、新型コロナウイルスに感染したことが分かる書類を添付してください。
(診療明細書、薬剤情報提供書、自己にて行った新型コロナウイルス検査キットで陽性反応の出た検査キットの写真など)