【活動報告】旭川市明星中学校2年生の進路学習(2回目)に参加しました。
2024年12月20日に旭川市明星中学校の主体的な学級活動(担当 夏井一哉教諭)に参加しました。このテーマは3回シリーズの2回目です。今回は2年生から4年生まで6名の大学生が同校に伺いました。体育館に2年生3学級が集まり、4グループに分かれて進行しました。学年協議会の生徒が自主的に会を進行していきました。
大学生は「挫折と自己成長」「人間関係」「進路」「学習」の4グループに分かれて自己語りを行いました。中学生はそれぞれ一番興味がある内容を選んで話を聞きに行く方式です。7分×2クールで実施しました。
最初に大学生がそれぞれ自己紹介をしました。テーマに沿って話す予定の内容を軽く紹介しました。そして中学生がそれぞれ「自分が」聞きたいテーマを選択して、体育館の四隅に分かれました。「人間関係」を担当した金本歩望(3年)は「自己開示をしっかりすること」「適切な距離をとる」の2つを自分の経験を元に話しました。同じく「人間関係」を担当した中塚優也(3年)は、「Lineとかではなく、自己開示は直接あって話をすることが大事」と話しました。「挫折と自己成長」を担当した杉山令奈(3年)は、「失敗をすることは悪いことではない。そこからその経験を活かす」「あきらめないで、挑戦を続けていくことが大事」と話しました。
中学生からは「人見知りだから、どのような距離感をとっていけば良いのか」「人間関係のトラブルを、どう向き合っていけばいいのか」「人見知りをどのように克服すれば良いのか」「モチベーションのあげ方」「挫折からどうやったら立ち直れるのか」「「理想の中学校生活を送るためにどうすれば良いのか」「自分を尊重することが大事だとは思うけれど、どうすれば良いのか」「お互いの意見を尊重することが大事」「指摘しあうことが大事」といった質問・意見が出ました。
今回参加して大学生も色々考えたり、感じたりしたことがありました。杉山は「中学生に一生懸命答えたけれど、それがその子にとってよかったのか。これでよかったのか」「頑張っている中学生に、『頑張れ』といってしまってよかったのか」と悩みました。金本は「人間関係についてしっかり考えている生徒が多い」という印象を持ちました。中塚は「思っていることを大学生にしっかりぶつけてくれた」と感じました。
最後になりましたがこのような機会を設定してくださった旭川市明星中学校学校長の福澤秀先生、同校教諭の夏井一哉教諭をはじめ学年団の先生方に、厚く御礼を申し上げます。