出張講義:古松 丈周教授(経済学部経営経済学科)
14 自由貿易と保護貿易
対象:高校生・中学生・一般
経済学が生まれてから、あるいはその前から、貿易はどうあるべきか、多くの人びとの頭を悩ませてきました。その国がどのような政策をとるかによって、ひとつの国のなかでも得をする人、損をする人がいます。とりわけ、自由貿易にするべきか、保護貿易にするべきかで、これまでも激しい議論がなされてきました。今なおそれは変わりません。
これまでどのような議論がなされてきたのか、歴史を紐解きながら、考えてみたいと思います。
15 排外主義について
対象:高校生・中学生・一般
グローバリゼーションが進展するなかで、近年、世界各地で排外主義が盛り上がりを見せています。ヨーロッパの多くの国でも移民が政治問題となっています。日本でも「ヘイト」を取り締まる自治体が現われました。
人権に対する意識が高まる一方で、なぜ人は自分たちと異なると考える人びとを排斥するのでしょうか、なぜ排外主義が人びとを引きつけるのでしょうか。
歴史的、理論的観点も含めて考察したいと思います。