北辰祭に向け、あさひ食堂で修行

日時:6月6日(火)
場所:上川町あさひ食堂
江口ゼミナールは毎年、北辰祭(旭川大学の学園祭)でラーメンを出店しています。その北辰祭が近づいてきました。もちろん今年も「江口ラーメン」は出店します。青春の香りがする地産地消のラーメンです。本年度も北辰祭が、江口ラーメンの第一戦目です。ということで例年どおり、出店に向けて上川町のあさひ食堂へ修行に入りました。私たちの師匠はあさひ食堂の鎌田さんです。
修行は、トイレ掃除、店舗掃除、机磨きから始まりました。掃除は企業経営の基本のようです。チャーシューは、板状になった生の豚バラ肉を8等分して、煮込んで作ります。包丁の使い方、煮込む際の火加減などを丁寧に教わりました。赤い生肉が、トロトロのチャーシューに仕上がりました。火から下ろした後は、落としラップをかけて熱を冷まし、一枚一枚切っていきます。
あの細いメンマが、切る前は1枚の帯状になっていると初めて知りました。メンマは切った後に一晩寝かして塩を抜きます。修行当日は塩抜きしたメンマを、出し汁と醤油、砂糖、酒で煮込み、その味加減を教えてもらいました。またスープ作りは、一晩血抜きをした豚骨を煮込む際の、微妙な火加減を伝授していただきました。ラーメンを作る前の仕込みが最も重要で、大変であることを知りました。
韓国からの交換留学生のユン・ヒョンホさんも、日本のラーメンの作り方に興味津々でした。ユンさんの母校である水原大学の近くに日本風のラーメン屋さんがあるそうです。ユンさんは、鎌田さんの偽ハングル語との会話で盛り上がっていました。
森町出身の松井君は包丁の使い方が全くなっておらず、チャーシューが真っ直ぐに切れません。私は料理のセンスが全くないことに気づかされました。私たちは独り暮らしですが、コンビニ弁当に頼らなくていいように、北辰祭を機会に、料理の腕を磨きたいと考えています。
今日、教わったことを活かして、北辰祭の当日はラーメン出店を頑張りたいと思います。目標は杯数1,000杯超えることです。江口ラーメンは例年どおり、抜群の旨さで提供しますので、ぜひ食べに来て下さい。お待ちしております。(2年生 瓶子遼太)