12月6日（金）10時10分より士別市教育委員会 学び舎つくもの学生27名が来学しました。

前日に雪が降り、朝の冷え込みにより路面状況が悪い中、本学へ到着しました。

到着後、短大校舎へ移動し、保健福祉学部保健看護学科の奥原助教より体験授業を行っていただきました。

テーマは「高齢者のうつ病・認知症予防しよう Art作品を使った対話型鑑賞」でした。

簡単なコンビニマークのクイズから始まり、認知症についての概要説明のち、ワークを取り入れた

授業を行っていました。ワークでは「頭が赤い魚を食べる猫」というお題について参加者が絵を書いたり

アイマスクを用いての「ブラインド・トーク」と題して2人1組でアイマスク無しの方がアイマスクしている

人に言葉で伝えイメージさせるワークを実践していました。最後に「徳川家康三方ヶ原戦役画像」の作品を

鑑賞し、作品から連想されることを一人一人確認していました。知識や人生経験が豊富な参加者からは様々な

回答が出されていました。奥原助教の引き込むような話し方と人柄、受講生の積極的な意欲と参加で終始笑顔が

絶えない体験授業となりました！　終始、楽しそうに取り組む受講生の皆さんが印象的でした。

その後、北辰会館へ場所を移し、学食体験をしていただきました。

好きなメニューを組み立て、皆さんが美味しそうに食べる姿を見せていただきました。

最後に、学校紹介と大学・短大校舎、図書館を中心に施設見学を行いました。

施設見学では、なかなか見ることができない施設の大きさを知ってもらうため、ゆっくりと歩きながら説明させて

いただきました。終始驚きや感激をしてくれており、楽しい時間となりました。階段が多く、歩く距離も多かったため

申し訳なかった部分も多々あったと思います。

最後は元気に「ありがとうございました」「とても勉強になりました」「楽しい時間をありがとう」とたくさんお礼を言って

くれる受講生の皆さんにこちらが恐縮してしまいました。

奥原助教も授業で伝えてましたが、「認知症予防に効果的なのは社会参加と対人交流の機会を増やすこと」

まさに今回の来学はその言葉にピッタリの時間になったことと思います。

学び舎つくもの皆さん、またの来学をお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワーク➀「頭が赤い魚を食べる猫」を描く

 

 

 

 

 

 

 

 

ワーク➁「何に見えるでしょうか？」

 

 

 

 

 

 

 

 

ワーク➂「ブラインド・トーク」

 

 

 

 

 

 

 

「徳川家康三方ヶ原戦役画像」を鑑賞