出張講義:島原 三枝助教(保健福祉学部コミュニティ福祉学科)
【進路選択】
75「生活困窮者」を「支援」するということ
2015年4月1日に施行された『生活困窮者自立支援法』では、一般の人びとはあまり耳になじみのない「生活困窮者」ということばが用いられている。
この法において『「生活困窮者」とは、現に経済的に困窮し、最低限度の生活を維持することができなくなるおそれのある者をいう。』と定義されている。このような定義のもと、それぞれの地域で「生活困窮者」を支援する実践が行なわれている。
これらの人びとを支援することの難しさと、たいせつさについて考えてみる。