北村ゼミナールが始動
今年度から保健福祉学部コミュニティ福祉学科では北村ゼミナールが始動しました。ゼミでは、6月の旭辰祭で「福祉映画祭」を開催したり、10月に予定している登別・洞爺方面でのスタディツアーに向けて、「カルルス温泉」に関する精神保健福祉医療の歴史や、3年前に世界遺産に登録された洞爺湖町にある北海道・北東北の縄文遺跡群のひとつ「入江貝塚」と障害者福祉の関係性、アイヌ民族に対する差別の歴史と民族共生象徴空間「ウポポイ」で展開している障害者福祉事業の概要など、みんなで分担し準備学習を始めています。「障害者の発達と権利保障」がテーマなので、その基礎として1歳半の節目から9歳のカベまで、発達の基本的理解にもとりくんでいます。座学だけでなく、幅広い知識と実践力を身につけるためには、みんなで協力し合い、楽しく学ぶ積極的な姿勢が必要です。最近は障害や差別がストーリーとして展開するテレビドラマをよく観る機会があるので、ゼミナールでも紹介しています。